肺癌

肺がん何を知るべきかー用語解説

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用語解説


IV(アイブイ):静脈注射(Intravenous)。血管内への注射。

悪性(あくせい):がん性。近い組織に浸潤し、破壊し、体の他の部分に広がる傾向を持つ増殖。

石綿(いしわた):小さい繊維により構成されている自然な素材。繊維はがん(癌)を起こすかもしれません。

エックス線:病気を診断するために少量、癌(がん)を治療するために多量に使用される高エネルギー放射線。

MRI(エムアールアイ、magnetic resonance imaging):磁気の反響画像処理。磁石をコンピュータに接続した手法は、体内領域の詳細な写真を作成するために用いられます。

燕麦細胞がん(えんばくさいぼう癌):顕微鏡で見ると細胞が燕麦のように見える肺がんの型。小細胞肺がんとも呼ばれる。

開胸(かいきょう):胸を開く手術。

外照射(がいしょうしゃ):がん(癌)に対する高エネルギー光線を出す機械を用いた放射線療法。

化学療法(かがくりょうほう):抗がん(癌)剤で行う治療。

喀痰(かくたん):肺から咳で出る粘液。

カテーテル(管):液体を体に入れるか、流体を体から出すために用いられる柔軟な管。

がん(癌):異常細胞が制御なしに分裂する病気を示す用語。がん(癌)細胞は近くの組織に浸潤し、血流およびリンパ系統を通じて体の他の部分に広がる可能性があります。

気管支炎(きかんしえん):気管支の炎症(腫れと発赤)。

気管支鏡(きかんしきょう):気管と気管支(空気が肺に通じる管)の中を調べる細く、明かりのついた管。

気管支鏡検査(きかんしきょうけんさ):細く、明かりのついた管が鼻または口を通して挿入される手技。この検査は、肺だけでなく気管と気管支(空気が肺に通じる管)の中を調べる検査。気管支鏡検査は、がん(癌)を検出するか、またはいくつかの治療手技を実行するために行います。

吸引(きゅういん):針と注射器を用いて、しこりやしばしば袋からの液体の除去。

胸腔穿刺(きょうくうせんし):2本の肋骨の間に挿入した針で胸腔(きょうくう)から液体を除去すること。

外科手術(げかしゅじゅつ):体の一部を取り去るか治療する、または病気が存在するかどうかを確認する手技。

光線力学治療(こうせんりきがくちりょう):光に当たると活動的になる薬を用いてがん(がん)細胞を殺す治療。

呼吸器系(こきゅうきけい):呼吸に関連する器官。これには鼻、喉頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、気管、気管支、肺があります。

骨走査検査(スキャン)(こつそうさけんさ):コンピュータ画面またはフィルム上に骨の画像を作成する技術。少量の放射性物質が血管に注入されて、血流を通って移動します。それは骨に集まり、走査機(スキャナ)により検出されます。

CAT,CTスキャン(走査検査):計算によるエックス線断層写真撮影走査。体内部分の一連の詳細な写真です。写真は、エックス線機械と接続されたコンピュータにより作成されます。また、CAT (computed axial tomography:計算された軸状のX線断層写真撮影)スキャンとも呼ばれます。

腫瘍(しゅよう):過度な細胞分裂に起因している組織の異常な固まり。腫瘍は体に有益な機能を全く実行しません。それらは良性(がん(癌)ではありません)か、または悪性(がん(癌))です。

縦隔(じゅうかく):左右の肺の間の領域。この領域の器官は、心臓、大血管、気管、食道、気管支、リンパ節を含みます。

縦隔鏡(じゅうかくきょう):縦隔は左右肺の間とリンパ節近くの領域です。縦隔鏡はこれらの器官を見るために管が胸に挿入される手技です。管は胸骨の上の切開を通して挿入されます。この手技は、胸の右側のリンパ節から組織標本を得るために通常用いられます。

小細胞肺がん(しょうさいぼうはい癌):顕微鏡的に細胞が小さく丸く見える肺癌の型。燕麦細胞肺癌とも呼ばれる。

生検(せいけん)(生体組織検査):顕微鏡検査のための細胞または組織の除去。組織標本だけが取り去られる時には、手技は切開生検または芯生検と呼ばれます。全体の腫瘍が取り去られる時には、手技は切除生検と呼ばれます。組織または液体の標本が針で取り去られる時には、手技は針生検または吸引細胞検査と呼ばれます。

切除(せつじょ):器官の一部を外科的に取り去ること。

腺がん(癌):一定の内臓に並ぶ細胞から始まるがん(癌)。

前縦隔(ぜんじゅうかく)切開:左右肺の間と胸骨と背骨の間の領域にある、組織と器官を見るために、管が胸に挿入される手技。管は胸骨の横の切り込みを通して挿入されます。この手技は、通常胸の左側のリンパ節から組織標本を得るために用いられます。また、チェンバレン手技(Chamberlain procedure)と呼ばれます.

組織(そしき):一緒に特定の機能を実行する細胞の1群または層

大細胞がん(だいさいぼう癌):顕微鏡で見ると細胞が大きく、異常であるように見える1群の肺がん。

転移(てんい):体の1つの部分から別の部位へのがん(癌)の広がり。転移腫瘍(二次的腫瘍)の細胞は原発腫瘍(一次的腫瘍)の細胞と同じ型です。

凍結外科療法(とうけつげかりょうほう):異常な組織を凍結し、破壊する器具で行われる治療。この治療は凍結療法の一種です。

内照射(ないしょうしゃ):内部から与えられる放射線療法。これは腫瘍内部または腫瘍の近くに、針、種、ワイヤ、または管内に封印された放射性物質を直接置くことによって行われます。移植放射線療法または小線源療法(brachytherapy:ブラキテラピー)とも呼ばれます。

肺炎(はいえん):肺に起こる炎症性感染。

肺全摘術(はいぜんてきじゅつ):片方の肺全体を取り去る手術。

発がん(癌)物質:がん(癌)を起こすすべての物質。

非小細胞肺がん(ひしょうさいぼうはい癌):扁平上皮がん、腺がん、大細胞癌を含む1群の肺がん。

病理学者(びょうりがくしゃ):顕微鏡で細胞と組織を調べて病気の診断をする医師。

副作用(ふくさよう):治療が健康な細胞に影響する時に起こる問題。がん(癌)治療の共通の副作用は、疲労感、吐き気、嘔吐(おうと)、血球減少、脱毛、および口内炎です。

扁平上皮がん(へんぺいじょうひ癌):扁平上皮細胞から始まるがんで、魚のうろこと似ている薄く、平らな細胞である。扁平上皮は、皮ふの表面、体内器官の裏打ち、および呼吸および消化管の通路を形成する組織に発見されます。類上皮がんとも呼ばれます。

放射性(ほうしゃせい):放射線を放出します。

放射性核種走査(ほうしゃせいかくしゅそうさ):体内部分の写真(走査)を作る検査。人は少量の放射性の物質を注射されるか、飲み込みます。走査機(スキャナ)と呼ばれる機械は、その時に一定器官の放射性活性を測定します。

放射線療法(ほうしゃせんりょうほう):がん(癌)細胞を殺し、がん(癌)を縮小させるために、エックス線、中性子、その他からの高エネルギー放射線を用いた放射線療法。放射線は、体外の機械(外部光線放射線療法)、またはがん(癌)の中か、がん(癌)の近くか、がん(癌)細胞が見つかった領域に照射します。放射線は放射性同位元素と呼ばれる放射線を生み出す素材から発生します。放射性同位元素は放射線を作り、そしてこの型の放射線治療は内部放射線療法、移植放射線療法、近接放射線療法と呼ばれます。全身放射線療法は、放射線標識した単クローン抗体のような、体中を流れる放射性物質を投与することです。

麻酔剤(ますいざい):感覚消失または意識消失を起こす物質。局部麻酔剤は、体の一部において感覚消失を起こします。全身麻酔剤は人を眠らせます。

ラドン:土と岩に発見される物質、ウラニウムから放出される放射性のガス。非常に多くのラドンを吸い込むと、それは肺細胞に障害を起こし、肺がん(肺癌)をもたらすかもしれません。

良性(りょうせい):がん(癌)ではありません。近い組織に侵略せず、体の他の部分に広がりません。

臨床試験(りんしょうしけん):人に対する新しい処置の有効性を評価する研究。個々の研究は、がん(癌)の新しい拾い上げ検査(スクリーニング)、予防、診断、治療法を評価するために作成されています。

リンパ系:感染や他の病気と戦う白血球を作り、蓄えて、運ぶ組織と器官。この系は、骨髄、脾臓、胸腺、リンパ節、リンパと白血球の流れる細い管の網目を含みます。これらの管の枝は、血管のように体中のすべての組織に入ります。

類上皮がん(るいじょうひ癌):細胞が平らで魚のうろこのように見えるがんの1型。扁平上皮(へんぺいじょうひ)がんとも呼ばれます。

外部照射(がいぶしょうしゃ):がんに対して向けるための機械を使う高エネルギー放射線療法。外部光線放射線療法とも呼ばれます。

レーザー:組織を切るか、破壊するために、光を強烈で狭い光線に集中する機器。それは、顕微鏡的外科手術、光線力学療法、各種の診断に使われます。

葉(よう):肝臓、肺、乳腺、脳などの器官の部分。

葉切除(ようせつじょ):葉の除去。

予防的全脳照射(ぜんのうしょうしゃ):癌が脳に広がる危険を減らす頭への放射線療法。


1998.8版 翻訳:秋葉直志