胸腺腫と胸腺がんの基礎知識


内容一覧



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1.縦隔と胸腺の解剖と役割
2.胸腺腫と胸腺がんとは
3.がんとは
4.転移とは
5.胸腺腫と胸腺がんの症状
6.胸腺腫と胸腺がんの検査
7.胸腺腫と胸腺がんの病期
8.胸腺腫と胸腺がんの治療
9.胸腺腫と胸腺がんの病期と治療
10.胸腺腫と胸腺がんの手術
11.経過観察
12.心理的支え
13.薬剤名


1.縦隔と胸腺の解剖と役割

 縦隔(じゅうかく)とは左右の肺に囲まれた場所のことであり、心臓や気管や食道があります。その他に、大動脈や大静脈、神経、胸腺(きょうせん)があります。

 縦隔は範囲が広く、上方を上縦隔と呼びます。残りの部位は前・中・後と分けて、それぞれ前(ぜん)縦隔、中(ちゅう)縦隔、後(こう)縦隔と分類します。

 胸腺は胸骨の後ろに、心臓に乗るように存在します。形はH型です。胸腺は縦隔の前方に位置しているので、前縦隔に腫瘍を形成します。


2.胸腺腫と胸腺がんとは

 胸腺腫(きょうせんしゅ)と胸腺がんは胸腺からでるがんです。腫とは腫瘍(しゅよう)という意味です。腫瘍は細胞が自立的に分裂してかたまりを形成したものです。胸腺腫は発育の比較的遅いがんなので対応しやすい病気です。発見したら、経過観察ではなく、積極的に手術を行うことが必要です。
 手術は胸腺全体の切除と周囲の脂肪組織の切除です。手術を行うときには胸腺に達するために、胸の前方にある胸骨の切開を行う方法が一般的です。病気が進行しているときは、化学療法や放射線療法を行います。

 胸腺がんは、以前は胸腺腫として取り扱っていた病気です。この中で悪性度の高い一群を一つの病気の単位と考え、胸腺がんと呼んでいます。外科的に切除できるときは手術を行います。化学療法や放射線療法が必要なこともしばしばあります。胸腺腫に比較して、胸腺がんの治療は難しいです。

 左写真は重症筋無力症に対して拡大胸腺全摘術により切除した胸腺です。向かって左上に1.5cmの胸腺腫を合併していました。

 胸腺腫に対して胸腺の切除を行った標本です。向かって左側中央のボール状の部分が胸腺腫です。


3.がんとは


 すべてのがんは細胞に発生します。
 体は多くの種類の細胞より構成されています。普通、体を健康に保ち、適切に機能するのに必要なだけ、多くの細胞が育ち、分裂し、生産されます。そして、古くなると壊れてしまいます。しかし、この過程は時々狂うことがあります。新しい細胞は必要でないのに細胞が分裂を続けることがあるのです。余分な細胞はかたまりを形成します。このかたまりががんです。
 がんは過度な細胞分裂に起因している細胞の異常なかたまりです。がんの悪いところは、しばしば体のほかの場所に転移(てんい)を起こすことです。転移があることにより治療は難しくなります。がんは体に有益な機能を全くしません。がんは別名、悪性腫瘍(あくせいしゅよう)といいます。細胞分裂による異常なこのかたまりのなかで、生命をおびやかさないものを良性腫瘍(りょうせいしゅよう)といいます。
 まとめると、がんとは制御や規則なしに分裂する細胞のかたまりで、転移を起こす可能性がある病気です。がんのことを悪性腫瘍とも呼びます。


4.転移とは

 がんの細胞は異常で、制御や規則なしに分裂します。がん細胞はまわりの組織に侵略し破壊します。また、がん細胞はかたまりから分離して、血流またはリンパ系に入り、血流およびリンパ系を通じて体の他の部分に広がる可能性があります。これはがんが元のかたまりから体の他の部分に新しいがんを形成することです。
 このようにしてがんが体の1つの部分から別の部位へと広がることを転移と言います。転移したがん細胞は元のがん細胞と同じです。大腸がんや乳がんが肺に転移しても肺がんの細胞になるわけではなく、大腸がんや乳がんの細胞のままです。
 なお、リンパ系とは細菌や他の病気と戦う白血球を作り、蓄えて、運ぶ組織と器官です。リンパ系は、骨髄(こつずい)、脾臓(ひぞう)、胸腺(きょうせん)、リンパ節、そしてリンパ液と白血球の流れる細い管です。この管は網目のように、体中のすべての組織に入ります。リンパ液とは、けがをしたときにでる黄色い液体です。


5.胸腺腫と胸腺がんの症状

 症状としては、咳が長引く、胸部の痛みがあげられます。しかし、実際には胸腺腫があっても症状を起こすことは少なく、健康診断や病院でたまたま胸部エックス線検査を受けて異常を指摘されることが多いです。

 胸腺腫は重症筋無力症(きんむりょくしょう)という病気を合併することがあります。重症筋無力症は体の筋肉を動かしていると疲れてしまう病気です。重症筋無力症の症状には、まぶたが落ちる、食事をかむのが難しい、飲み込むのが難しい、表情が作りにくい、字が書けない、階段が登れないなどの症状があります。筋肉を動かしていると症状がでますが、休むと回復します。夕方に症状が強いのが特徴で


6.
胸腺腫と胸腺がんの検査

 胸腺腫と胸腺がんの検査には、胸腺腫や胸腺がんの状態、位置、周囲との関係を評価するために、胸部エックス線検査、胸部CT検査、胸部MRI検査が行われます。ペット(PET)検査も行われます。重症筋無力症との関連で、採血して抗アセチルコリン受容体抗体検査を行います。

 胸腺腫か胸腺がんか他の疾患かの診断は、手術を行って初めて確定できます。つまり、手術で切除した胸腺の腫瘍全体を顕微鏡的に検査して、その結果、はじめて確定診断ができるのです。診断前の診断名としては、縱隔腫瘍(じゅうかくしゅよう)あるいは前(ぜん)縱隔腫瘍といいます。

6−1.胸腺腫と胸腺がんを発見する検査

 胸腺腫(きょうせんしゅ)と胸腺がんの存在や様子を検査するために以下の検査があります。

胸部エックス線検査 胸腺は骨と重なっているので、ある程度腫瘍(しゅよう)が大きくないと、指摘できません。
胸部CT検査 エックス線を使用し、コンピュータで計算して体内の詳細な画像を作成する方法です。CTとは コンピュウタ断層撮影(コンピューテド・トモグラフィー)の略です。胸腺腫(きょうせんしゅ)や胸腺がん、縱隔を輪切りにして、詳細に評価することができます。
胸部MRI検査 磁場の中に入り、体内の水素分子の振動を調べて、コンピュータで計算し、体内の詳細な画像を作る方法です。 MRIとは磁気反響画像(マグネチック・リゾナンス・イメージ)の略です。胸腺腫(きょうせんしゅ)や胸腺がんと大血管や心臓、骨との関係を評価することができます。また、腫瘍の性状を診断することができます。
ペット(PET)検査 シンチグラムの一種で、ブドウ糖につけた少量の放射性物質を静脈に注射します。ブドウ糖ががんに集まるので、がん病変の有無や位置が分かります。なお、シンチグラムとはアイソトープを注射し、病気の部位に集まったアイソトープをエックス線のフィルムに記録することにより病変の有無や位置を知る方法です。

6−2.胸腺腫と胸腺がんを診断する検査

 胸腺腫(きょうせんしゅ)と胸腺がんの診断を確定するための検査。

 胸腺腫と胸腺がんは手術で切除できると判断したときは、手術を行い、その後に顕微鏡検査で診断を確定します。その理由は、針の検査のように小さな組織を採取しただけでは、診断が難しいためです。

 手術で切除ができないと判断したときには、治療方針決定のために以下の検査を行います。

針生検
はりせいけん
組織の標本を採取することを生検といいます、組織の標本を採取するために、胸部CTを用いて場所を確認し、胸の外から針を腫瘍(しゅよう)に挿入して生検することです。
胸腔鏡
きょうくうきょう
全身麻酔をかけて、胸に穴を開けて行う手術です。病変の組織を採取します。針生検より大きな組織を採取できます。
開胸手術
かいきょう
胸腺腫と胸腺がんを診断するために、時に胸を開く手術が必要です。
縦隔鏡 縦隔(じゅうかく)は左右の肺の間の領域です。この領域の器官は、心臓、大血管、気管、食道、気管支、リンパ節を含みます。縦隔鏡(じゅうかくきょう)は胸のリンパ節に広がっているがんを確認するのに用います。内視鏡(スコープ)と呼ばれる、明かりの付いた観察器具を用いて、胸の中央(縦隔)と近傍のリンパ節を調べます。縦隔鏡検査では、内視鏡は首を小切開して挿入します。この場合患者さんは全身麻酔です。


6−3.胸腺腫と胸腺がんの進行度検査

 胸腺腫(きょうせんしゅ)と胸腺がんの病期を調べるために以下の検査があります。

CT検査 エックス線を使用し、コンピュータで計算して体内の詳細な画像を作成する方法です。CTとは コンピュータ断層撮影(コンピューテド・トモグラフィー)の略です。頭部CT検査は脳への転移を検査します。胸部CT検査は肺のほかの部位への転移やリンパ節転移を検査します。腹部CT検査は肝臓(かんぞう)や副腎(ふくじん)への転移を検査します。骨CT検査は骨への転移を検査します。
MRI検査 磁場の中に入り、体内の水素分子の振動を調べて、コンピュータで計算し、体内の詳細な画像を作る方法です。 MRIとは磁気反響画像(マグネチック・リゾナンス・イメージ)の略です。頭部MRI検査は脳への転移を検査します。胸部MRI検査は肺のほかの部位への転移やリンパ節転移を検査します。腹部MRI検査は肝臓(かんぞう)や副腎(ふくじん)への転移を検査します。骨MRI検査は骨への転移を検査します。
腹部超音波検査エコー 音波の体内での反響による検査。肝臓(かんぞう)、腎臓、副腎(ふくじん)、すい臓などを検査します。
骨シンチグラム シンチグラムの一種で、少量の放射性物質を静脈に注射します。それは血流を介して進み、異常な骨成長の領域に集まります。これを、エックス線のフィルムに記録すると骨の病変の有無や位置が分かります。シンチグラムではアイソトープを注射して、病気の部位に集まったアイソトープをエックス線のフィルムに記録して、病変の有無や位置を診断します。
ペット(PET)検査 シンチグラムの一種で、ブドウ糖につけた少量の放射性物質を静脈に注射します。ブドウ糖ががんに集まるので、がん病変の有無や位置が分かります。なお、シンチグラムとはアイソトープを注射し、病気の部位に集まったアイソトープをエックス線のフィルムに記録することにより、病変の有無や位置を知る方法です。
縦隔鏡 縦隔(じゅうかく)は左右の肺の間の領域です。この領域の器官は、心臓、大血管、気管、食道、気管支、リンパ節などです。縦隔鏡(じゅうかくきょう)は胸のリンパ節に広がっているがんを確認するのに用います。内視鏡(スコープ)と呼ばれる、明かりの付いた観察器具を用いて、胸の中央(縦隔)と近傍のリンパ節を調べます。縦隔鏡検査では、内視鏡は首を小切開して挿入します。この場合患者さんは全身麻酔です。採取したものを顕微鏡検査し、胸腺腫と胸腺がんそのものの検査と、胸腺腫と胸腺がんがリンパ節に転移しているかどうかを調べます。


7.胸腺腫と胸腺がんの病期

 胸腺腫と胸腺がんの回復の見込み(予後)や治療選択は、がんの病期、がんの細胞の型、そして健康状態により決まります。

 胸腺腫か胸腺がんが見つかれば、がん細胞がほかの部分に広がっているかどうかを調べる追加の検査が行なわれることもあります。これは病期決定と呼ばれています。医師は治療計画を立てるために病期を知らなくてはなりません。ただし、胸腺腫と胸腺がんは病変が胸部にとどまっていることが多いので、胸部の検査だけ行って、手術を行うことがほとんどです。

 胸腺腫と胸腺がんに対しては以下の病期が用いられます。

胸腺腫と胸腺がんに対しては以下の病期
I 期 胸腺腫か胸腺がんが胸腺とその被膜の中にだけ見つかる
II 期 胸腺腫か胸腺がんが周囲の脂肪に浸潤している
IIIII 期 胸腺腫か胸腺がんが胸腺周囲の脂肪を超えて他の臓器に浸潤している
IVa期 胸腺腫か胸腺がんが肺や心臓の膜に広がっている
IVb期 胸腺腫か胸腺がんが遠隔転移している

 T期の胸腺腫を非浸潤性胸腺腫と呼びます。
 || 期や|||期の胸腺腫は浸潤性胸腺腫と呼びます。

参考)

胸腺腫と胸腺がんの病期
I期 肉眼的に完全に被包されている。顕微鏡的に被膜への浸潤を認めない。
II期 肉眼的に周囲の脂肪組織または縦隔胸膜への浸潤がある。
顕微鏡的に被膜への浸潤がある。
II期 肉眼的に隣接臓器への浸潤(心膜、肺、大血管)がある。
IVa期 胸膜播種または心膜播種がある。
IVb期 リンパ行性または血行性転移がある。

 また、これらの病期を非浸潤性または浸潤性に分類しています。

非浸潤性胸腺腫
(胸腺がん)
非浸潤性胸腺腫( I 期)の場合、腫瘍は胸腺内に限局し、他の組織に拡がっていない。すべての腫瘍細胞が、腫瘍を取り囲む繊維性被膜の中に存在する。
浸潤性胸腺腫
(胸腺がん)
局所浸潤性( II 期)胸腺腫の場合、腫瘍は被膜を破り、脂肪または胸膜へ浸潤している。広範浸潤型(III期およびIVa期)の胸腺腫では、腫瘍が胸腺から連続的に胸部の他臓器へ浸潤している。腹部臓器への拡がりまたは血行性転移(IVb期)を発見時に認めることはまれである。


8.胸腺腫と胸腺がんの治療

 すべての胸腺腫と胸腺がんの患者さんには次の治療が用いられています。
  • 外科療法
  • 放射線療法
  • 化学療法(抗がん剤)
  • ホルモン療法(がん細胞が増殖するのを抑えるホルモンを用います)。
 がんを取り除く外科療法は胸腺腫と胸腺がんの最も一般的な治療法です。胸腺とともにリンパ節や周囲の脂肪組織も取ります。
 放射線療法は単独で行なうことがあります。手術の時点で見えている全てのがんを取り除いても、残っているがん細胞を治療するために、外科療法のあとに放射線療法を用いることがあります。
 化学療法はがん細胞を殺すために薬を使用します。化学療法では飲み薬を用いるか、あるいは薬を静脈か筋肉の針から投与します。化学療法は全身療法と呼ばれています。なぜなら薬は血流に入り、体中を移動して、胸腺の外にあるがん細胞を殺すことができるからです。ホルモン療法はがん細胞が増殖するのを抑えるホルモン剤を用います。ステロイドと呼ばれるホルモンが腫瘍の増殖を止めるために投与されます。

外科療法 手術は、がんを取り去る手術です。手術方法は、胸骨を縦に切開して左右に開き、胸腺と周囲の脂肪組織を取り去る手術です。
化学療法 化学療法(かがくりょうほう)は、体中のがん細胞を消滅するために抗がん剤を使用することです。がんが手術で取り去られた後でも、がん細胞は近い組織または体の他の場所に存在するかもしれません。化学療法は、がんの成長を制御するか、または症状を軽くするために用いられます。抗がん剤は静脈注射あるいはカテーテルという管から直接与えられます。内服の抗がん剤もあります。
放射線療法 放射線療法(ほうしゃせんりょうほう)は、がん細胞を殺すために、高エネルギー光線を使用します。放射線療法は限局された領域に向けられて、その領域にあるがん細胞に効果を及ぼします。放射線療法は、がんを縮小するために外科手術の前に、または手術した領域に残るがん細胞を全滅させるために外科手術の後で用いられます。また最初の治療として、しばしば化学療法と併用して、放射線療法を用います。放射線療法は呼吸困難などの症状を軽減するためにも用いられます。肺がんを治療するための放射線はしばしば機械から放出されます(外照射)。がんの中またはがんの近くに直接置かれた放射性物質の小さな入れ物から、放射線を放出することもできます(内照射(ないしょうしゃ))。
ホルモン療法 がん細胞が増殖するのを抑えるホルモンを用います。

 


9.胸腺腫と胸腺がんの病期と治療

 
胸腺腫の治療は病期、そして患者さんの年齢と全身状態で決めます。

胸腺腫の病期と治療選択
非浸潤性胸腺腫 I 期 外科療法
浸潤性胸腺腫 II 期
III 期
外科療法および放射線療法
IV期 外科療法
放射線療法
化学療法
ホルモン療法の組み合わせ

 胸腺がんは進行した状態で発見されることが多く、外科療法が可能なら手術を行います。外科療法が難しいときには放射線療法、化学療法、ホルモン療法で治療が行います。
 


10.胸腺腫と胸腺がんの手術

 手術は前胸部の皮ふを縱に切り、前縦隔に達します。ここにある胸腺から胸腺腫や胸腺がんが発生するので、胸腺全体を切除します。また周囲の脂肪の中に病変が潜んでいる可能性もあるので、周囲の脂肪組織もともに切除します。これを拡大胸腺全摘術と呼んでいます。

 前縦隔で心臓の上に乗ったように胸腺が存在します。胸腺から胸腺腫が発生しています。胸腺全体と周囲の脂肪組織を切除します。図の斜線で示した部分です。

 胸腔鏡による手術mの行われています。


11.経過観察


 肺がん治療後の経過観察は非常に重要です。定期的な検査により、体調の変化に気づくこともできるし、もしがんが再発または新しいがんができたならば、早い時期に治療できるでしょう。検査は身体検査、胸部エックス線、血液検査です。
 予定された外来予定日以外でも、肺がんの患者さんは小さな問題でも出現したらすぐ医師に報告するべきです。


12.心理的支え


がんなどの重い病気と共に生きるには勇気が必要です。身体のことや医学的な挑戦に対処する他に、がんを持つ人々は、生きることを難しくする多くの心配事、感情、関心事に直面しています。がんを持っている感情的で心理学的な重荷へ注目することは重要であり、周囲の協力が必要です。


13.薬剤名

 一般名:略語(商品名:略語)

シクロフォスファミド:CPA(エンドキサン)
イホスファミド:IFM(イホマイド(ifosfamide))

ゲムシタビン(gemcitabine):GEM(ジェムザール)
テガフール・ウラシル配合剤(ユーエフティ:UFT)

ビンクリスチン:VCR(オンコビン)
ビンブラスチン:VLB、VBL(エクザール)
ビンデシン:VDS( フィルデシン)
ビノレルビン(vinorelbine):VNR(ナベルビン)
パクリタキセル:PTX (タキソール:TAX、TXO)
ドセタキセルdocetaxel:DTX(タキソテールTaxotere:TXT)

エトポシド:VP-16、ETP(ラステット、ベプシド)
イリノテカンCPT-11(カンプト、トポテシン)
トポテカン:ハイカムチン

ドキソルビシン、アドリアマイシン:ADR、ADM 、DXR、DOX(アドリアシン)
マイトマイシン:MMC(マイトマイシン)
エピルビシン:EPI(ファルモルビシン)

シスプラチン(cisplatin):CDDP(ランダ、ブリプラチン)
カルボプラチン(carboplatin):CBDCA(パラプラチン)

セツキシマブ(Cetuximab):アービタックス(Erbitux)
ペメトレキセド(Pemetrexed):アリムタ(Alimta)
ベバシズマブ(Bevacizumab):アバスチン(Avastin)
エルロチニブ(Erlotinib):タルセバ(Tarceba)
ゲフィチニブ(Gefitinib):イレッサ(Iressa)
アムルビシン(Amrubicin):カルセド(Calsed)


2011年3月 文責:秋葉 直志